錦です。
AMDは、2021年10月〜12月期の決算発表にて、次期CPUとGPUの登場を改めて確認しました。
2022年のRyzen
AMDはすでに「Ryzen 7000」番台CPUが「Zen 4」アーキテクチャに基づいて年内に登場することを明らかにしています。ただ、このRyzenが登場するのは今年後半のことになります。
直近のRyzenの動向としては、まずCESで発表された「Ryzen 6000」番台APUを搭載するラップトップが今月から発売になります。そして時期は不詳なのですが、年内のうちにデスクトップ向けRyzen 6000G番台のAPUが登場すると見られています。
今回の決算報告の発言では、「Zen 4」=「Ryzen 7000」番台が登場するということが再確認されました。
Zen 4
Zen 4アーキテクチャは、TSMC 5nmを採用することがすでに明らかになっているプロセッサで、アーキテクチャの大幅なアップデートになります。
その他、ソケットがこれまでRyzenに採用され続けてきたSocket-AM4から変更され、1718ピンのソケット側にピンがあるLGA型(LGA-1718)のSocket AM5になります。
2022年のRadeon
Radeonについては、今回の決算報告でRDNA 3が年内に登場することが確認されました。RDNA 3=Radeon RX 7000番台のことですね。これも年内に登場と。
RDNA 3もZen 4同様、TSMC 5nmプロセスを採用するのでしょう。情報によると、Navi 32がマルチチップレット(MCM)構造になることがわかっています。最上位のNavi 31については、MCMになるという情報と、モノリシックになるという情報の療法が存在しているのでわかりませんね。
その他にも、モバイル向けGPUでRadeon RX 6X50MシリーズとRadeon RX 6000Sシリーズが今年中頃に登場します。
またデスクトップ向けにRDNA 2のリフレッシュ版となる「Radeon RX 6X50」も登場すると見られています。