錦です。
NVIDIAは、GTCにて「Orin」の後継として「DRIVE Atlan」というコードネームで開発していたSoCについて「DRIVE Thor」に変更することを発表しました。
DRIVE Thor
DRIVE ThorについてはNVIDIAの将来のラインナップや開発中であるということも合って多くの情報が語られたわけではありませんが、AI性能が「Atlan」では1000 TOPSだったのが、置き換えられた「Thor」では倍となる2000 TOPSになっています。
DRIVE Thorでは、レベル2「部分自動運転化」〜レベル5「完全自動運転」または、ADAS(先進運転支援システム)に対応できるとしています(ただし、ソフトウェアは各自動車メーカ開発なので、どのレベルになるかは各採用車によって異なります)。
採用されるCPUやGPUについては、CPUにはGraceの後継「Arm Poseidon AE」というアーキテクチャを採用しているとのこと。一方GPUにはHopperとAda Lovelaceの2つのGPUを採用しているとのことです。