錦です。
瑞起は1日、発表していたX68000の復刻モデル「X68000 Z」について、詳細を発表し、クラウドファンディングによる資金調達とその詳細な仕様を明らかにしました。
仕様
X68000 Zは、X68000を小型にした筐体となっています。本体のサイズは65x151x144mm、重量は600g程度と手のひらサイズレベルになりました。現在、特定の条件を満たしたユーザーが試用できる「HACKER'S EDITION」が提供されていますが、その意見をソフトウェア面に反映させているそうです。
プロセッサには瑞起オリジナルの「Z7213」を採用しています。このSoCはCortex A7を4コアと、Mali 400 GPUを内蔵しているSoCとなっています。
メモリには512MB DDR3、ストレージも512MB NANDフラッシュとなっています。電源供給にはUSB Type-Cを餅入り、5V3Aの15Wとなっているそうです。
付属のキーボードはX68000と同じキーレイアウト。LED配列を採用しながら、CTRLキーを追加しWindowsレイアウトに簡単に切り替えることができる様になっているようです。マウスは光学式となっています。
OSにはオリジンあるの「Human68k」を再現した「β2版X68000エミュレーター」を搭載。なお、付属のフロッピーディスクを模したSDを挿入することによって、ユーザーのX688000資産をX68000 Zで動作できる様になっているようです。
価格とリターン
クラウドファンディングは、日付が変わって昨日19時から始まっており、2023年1月28日まで支援を受け付けます。
一口4万9,500円でX68000 Zがリターンとなります。クラウドファンディング期間中に支援した場合には、名作ゲームがバンドルされています。
68,000円ではスペシャルサポータープランとなり、特製カード型電卓や、メタルキーホルダー、特製マウスパッドが付属している他、すべてのX68000 Zの説明書に名前が記載されます。
更に、34万円のゴールドプロンサーでX68000 Zが5セットリターンされるほか、68万円のプラチナスポンサーでは10セットリターンされます。
なお、キーボードやマウスだけでもリターンを選ぶことができるようになっており、9680円でマウス、29,500円でキーボード、36,500円でキーボードとマウスのセットがリターンとなります。