錦です。
AMDは、CESにて「Ryzen 9 7900」をはじめとした「Ryzen 7000」シリーズの65W帯を発表しました。
Ryzen 7000
Ryzen 7000シリーズは、Zen 4シリーズを採用した最新のRyzenプロセッサラインナップです。すでに昨年の晩夏にX付きの上位モデルがリリースされていました。
コアスレッド | ベース クロック |
ブースト クロック |
L2キャッシュ | L3キャッシュ | TDP | USD価格 | |
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Ryzen 9 7900 | 12C/24T | 3.7GHz | 5.4GHz | 12MB | 64MB | 65W | $429 |
Ryzen 7 7700 | 8C/16T | 3.8GHz | 5.3GHz | 8MB | 32MB | 65W | $329 |
Ryzen 5 7600 | 6C/12T | 3.8GHz | 5.1GHz | 6MB | 32MB | 65W | $229 |
X付きモデルは105Wあるいは170Wでしたが、これらのモデルは65W TDPとなっています。
クロックはXほど高くはないものの、それでも5.4GHzと非常に高くなっています。
性能は、前世代(Ryzen 5000シリーズ)のX付きモデルよりも高い性能を発揮しており、例えば、7900は5900Xをゲームで最大31%、クリエイティブ性能で最大22%上回ります。
また、価格も購入しやすくなっており、Ryzen 5 7600は2229ドルと日本でも3万円台前半、もっと安ければ2万円台で買えそうな価格で登場します。
発売
グローバルでの発売は1月10日を予定しています。
今回最も注目したいのが、あんまりDIY市場に登場しなかった900グレードの無印モデルが発売時点から自作市場にも展開されることですね!