Apple、M3チップを搭載した新型「iPad Air」とA16搭載で容量が増えた新型「iPad」を発表

3行まとめ

Appleは先ほど、「Apple M3」チップを搭載した新型「iPad Air」と、「Apple A16」を搭載した新型「iPad」を発表しました。

iPad Air

新型iPad Airは、昨年登場したM2モデルと同様11インチと13インチで展開されています。

今回の主な変更点はSoCで、「Apple M3」を搭載しています。

Apple M3の使用は、4コアの高性能コアと4コアの高効率コアで構成された8コアCPUと、9コアGPUです。CPU性能はM1 iPad Airから最大35%、GPU性能は40%向上しているとしています。

また、GPUはiPad Airとしては初めてハードウェアレイトレーシング、メッシュシェーディングと、Dynamic Cachingに対応しており、ワークロードによってはM1の最大4倍の性能があるとしています。

さらに、Neural Engineで見ると、M1と比較して60%性能が向上しているとしています。

iPad Air用Magic Keyboard

iPad Air用Magic Keyboard

さらに、新しくiPad Air用Magic Keyboardも発表されました。このMagic Keyboardには、ファンクションキーとより大きなトラックパッドを備えています。

価格は、11インチモデル版が46,800円、13インチモデル版が49,800円とこれまでのMagic Keyboardよりは安くなっています。

iPad

新型「iPad」は、Apple A16チップが搭載されており、A13チップ搭載のiPadと比較して、平均して50%高速であるとしています。

また、iPadは容量が価格そのまま128GBスタートとなっており、256GBモデルについてはややお安くなっています。

なお、Apple Intelligenceには対応しないようです。

発売と価格

iPad Air、iPadともにすでに予約が開始されており、3月12日発売です。

新型iPad Airの価格は、11インチが98,800円~、13インチが128,800円~となっています。ストレージ展開は、128GB/256GB/512GBに加え、1TBモデルがあります。

新型iPadの価格は、58,800円~となっています。ストレージ展開は、128GB/256GB/512GBとなっています。

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