LLVM/Clang 20.1がStableに到達 ~ AMX-AVX512やAVX10.2のサポートなど

3行まとめ

LLVM 20.1.0がStableに到達しました。

変更点

LLVMは、LLVMのサブプロジェクトでもあるClangなどで利用されるコンパイラ基盤です。LLVM 20.1はそのメジャーアップデートであり、同時にClang等もアップデートに含まれています。

変更点を確認していきましょう。

  • AMD GXX950のサポート
  • AMX-AVX512のサポート
  • AMX-FP8のサポート
  • AVX10.2の初期サポート
  • 最新のFortranコンパイラの名称が「flang」に
  • Type Sanitizer「TySan」が統合
  • SPIR-Vバックエンドがデフォルトで有効化
  • Xtensa CPUのサポート
  • IBM SystemZ Arch15のサポート
  • MMXサポートを廃止、SSE2命令へ

Clang/Clang++のアップデート

  • C++2c(C++26)、C++23、C++20、C++17の機能のサポート強化
  • C2y、C23の機能のサポート強化

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