NVIDIA、CUDAをRISC-Vに移植

3行まとめ

RISC-V Summit Chinaにて、NVIDIAがCUDAをRISC-Vに移植することを発表しました。

CUDA

CUDAは、NVIDIAが開発しているGPU向けのコンピューティングプラットフォームです。現状、AIプラットフォームとして随一の存在となっています。

これまでCUDAは、x86系CPUとARM系CPUに対応していましたが、今回RISC-Vに対応することが発表されました。

RISC-Vコンピューティング

RISC-Vは、近年急速に強化されており、最新のRISC-V規格である「RVA23」では、セキュリティとベクトル系の機能が強化されました。NVIDIAは、RISC-Vの採用を強化しており、今回のCUDA移植もその一環であるとみられます。

AMDもRISC-VやLoongArch向けにROCmを移植しています。RISC-Vプロセッサが普及する中、今後AI市場でどのようにシェアを拡大していくのか注目が集まります。

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