
RISC-V Summit Chinaにて、NVIDIAがCUDAをRISC-Vに移植することを発表しました。
Exciting news from #RISCVSummitChina, as Frans Sijstermans from NVIDIA announces CUDA is coming to RISC-V! This port will enable a RISC-V CPU to be the main application processor in a CUDA-based AI system.#RISCV #RISCVEverywhere pic.twitter.com/08C2ghPHq9
— RISC-V International (@risc_v) 2025年7月18日
CUDA
CUDAは、NVIDIAが開発しているGPU向けのコンピューティングプラットフォームです。現状、AIプラットフォームとして随一の存在となっています。
これまでCUDAは、x86系CPUとARM系CPUに対応していましたが、今回RISC-Vに対応することが発表されました。
RISC-Vコンピューティング
RISC-Vは、近年急速に強化されており、最新のRISC-V規格である「RVA23」では、セキュリティとベクトル系の機能が強化されました。NVIDIAは、RISC-Vの採用を強化しており、今回のCUDA移植もその一環であるとみられます。
AMDもRISC-VやLoongArch向けにROCmを移植しています。RISC-Vプロセッサが普及する中、今後AI市場でどのようにシェアを拡大していくのか注目が集まります。