
Appleが主導しているプログラミング言語「Swift」において、Androidのサポートへ向けたワークグループ「Android Workgroup」が発足したようです。
Swift for Android
具体的にAndroidでSwiftがどこまでサポートされるかについては現時点で何も決まっておらず、ワークグループは、SwiftがサポートするAndroid APIの範囲やアーキテクチャなども策定していくようです。
そして、実際にSwiftの公式ディストリビューションにおいて、Androidをサポートしメンテナンスしていきます。
それ以外に、Androidのイディオム(ノウハウなど)との親和性を改善するための、FoundationやDispatchといったSwiftパッケージの強化、SwiftとAndroid向けJava SDKのブリッジングや、SwiftライブラリをAndroid向けにパッケージ化するためのベストプラクティスを策定し推奨していくなどの取り組みを進めるとしています。
ワークグループには誰でも参加することができ、メンバーとは定期的に行われるオンラインミーティングやフォーマルを通じてコミュニケーションを取っていくとしています。
〆
iOSとAndroidを横断するアプリの開発は、FlutterやMAUI等といったクロスプラットフォームに対応するフレームワークを使用するのが主流でしたが、今後Swiftで開発することができるようになるのでしょうか。
正直、SwiftUIなどがAndroidにも移植できるようになるのか・・・など気になる部分は多いですが、SwiftUIのテキトーに書いてもそれなりのUIが出来上がるという体験をAndroidアプリ開発でも享受できるようになったらいいなぁと思います。
ちなみに、SwiftをAndroid向けに変換するツールとしてSkipというものがあります。こちらは、SwiftをKotlinにトランスコンパイルするというものです。