さて、今年ものこり僅か。今年読まれた記事ランキングを15位から順番に行きます。
- 第15位 Windows 11のCPUサポートリスト
- 第14位 共通テストの「情報」試作問題 解いてみた
- 第13位 xzバックドア
- 第12位 Intel CPUの開発コード
- 第11位 「Launcher」× 「iOS 16」
- 第10位 Windows 10 LTSC 2021
- 第9位 Apple M4の詳細
- 第8位 Osaka Metro値上げ(2023)
- 第7位 OpenSSHの脆弱性
- 第6位 AppleのAIどうなるか・・・
- 第5位 Lunar Lakeの概要
- 第4位 Maccy
- 第3位 Intel CPU破損問題
- 第2位 Windwos 11 LTSC
- 第1位 Minecraftキーマウ対応!
- 〆
第15位 Windows 11のCPUサポートリスト
Windows 11のCPUサポートリスト ~ 第8世代CoreプロセッサとRyzen 2000番台以降に対応 - Nishiki-Hub
第15位には、2021年に投稿した「Windows 11」に対応したCPUサポートリストがランクイン。Windows 10のサポート終了まで1年を切った今年。ESUも提供されますが、Windows 11のサポートが気になっている方も多いのではないでしょうか。
まあこの記事、Microsoftのページを参考にしてほしい旨と、Nishiki-Hubの補足情報を述べているってのもあって、投稿以降追記してませんし、する予定もありません。まあ2018年以降のリリースされたCPUが対象と考えればいいとは思いますね。
第14位 共通テストの「情報」試作問題 解いてみた
共通テスト「情報」の試作問題を解いてみる【解説付き】 - Nishiki-Hub
第14位には、大学入試センター版の共通テスト「情報」科目を解説した記事がランクインしました。昨年、応用情報技術者試験に合格したので、何らかの形でブログに還元したくて書きました。まもなく共通テストですが、来年以降の受験者と自分の勉強のために、解いてブログに解説を書くつもりです。
ということで、受験生のみんな!!頑張れ!!!
第13位 xzバックドア
「xz v5.6.1」「xz v5.6.0」にバックドア 〜 重大の脆弱性としてLinuxやMacなどに影響 - Nishiki-Hub
第13位には、今年一番のセキュリティ記事がランクイン。今年は、xzやSSHに大きめの脆弱性があったというニュースのほか、KADOKAWAに対するサイバー攻撃など、かなりセキュリティ問題が取り上げられる一年になりましたね。
この問題では、XZに悪意のある開発者によって意図的なバックドアが仕掛けられたというものです。OSSのセキュリティ管理やコードレビューの問題も表面化した他、Ubuntuのベータが遅延するなどの問題も起こりましたね。何よりも、動作が遅いという理由でこの脆弱性を発見した人すごすぎる。
第12位 Intel CPUの開発コード
IntelのCPU開発コードネームを理解する(Skylake以降) - Nishiki-Hub
第12位には、Intelの開発コードを紹介する記事がランクイン。こちらの記事は定期的に修正・追記・アップデートしています。現在、この記事のAMD(Ryzen以降)版、Apple版とレガシーIntel CPU版も企画中で、レガシーIntelが私の身の回りで需要があるので来年の早い段階で投稿できるかなぁと思います。
ちなみに、この記事の当初の目的は、第8世代がカオスだよってことを書きたかっただけだったりします。
第11位 「Launcher」× 「iOS 16」
【iOS 16】「Launcher」を使ってロック画面にアプリを設置する方法! - Nishiki-Hub
第11位にはTips記事。2022年にリリースされたiOS 16に搭載されたウィジェット機能に対応したLauncherという老舗ランチャーアプリの使い方を紹介したものです。
iPadOS 17ではiPadでも対応しましたし、効率的に使えれば便利だと思ったのですが、そもそもショートカットで似たところまでは持っていける気がするので、この記事にまだ意味があるかは不明。
第10位 Windows 10 LTSC 2021
Windows 10の長期サポート版LTSC 2021がリリース 〜 サポートは2027年まで IoTは2031年まで - Nishiki-Hub
第10位には、何故かWindows 10のLTSCがランクイン。Windows 10以降、MicrosoftはLTSCを企業向けと定義していることもあり、コンシューマ向けではないのですが、それでも2025年10月以降もWindows 10のまま使えるというのは需要があるのかな?
あと、最近なんとな~く気づいたことがありまして。このブログ、結構 企業のシステム管理者とか情報システム部門の方がご覧になられてるらしく、こういった記事は需要がありますね。
実際、Windows 11のLTSCはここ数年、ずっっっっとランキングにいますしね。
第9位 Apple M4の詳細
Apple M1以降最大の進化と言える「Apple M4」「Apple M4 Pro」「Apple M4 Max」の詳細 - Nishiki-Hub
「Apple M4」シリーズが登場しましたが、その詳細と考察記事が第9位にランクイン。Apple M4は、M1以降では最大のアップデートになったと思います。
実際、CPUはArmv9になってベクトル演算などの性能が向上した他、Neural Engineの性能が数値上で2倍以上。GPU自体はM3とほとんど同じだと思いますが、ディスプレイエンジンがアップデートなど。M4搭載で小さくなった「Mac mini」も話題ですね。
第8位 Osaka Metro値上げ(2023)
Osaka Metro、2023年4月の値上がり後の価格を発表 〜 エンジョイエコカードの価格とPiTaPaマイスタイルの価格が値上がり - Nishiki-Hub
第8位には、Osaka Metroのバリアフリー加算運賃に関する記事がランクイン。この記事は継続的に需要があり、もう値上げから1年半以上経ちますが、未だに見られてます。
具体的には、国交省が新設したバリアフリー設備を整備するために運賃に10円くらい加算していいという制度を利用して、Osaka Metroが値上げしたというものです。個人的に一番痛いのは、エンジョイエコカードの値段のキリが悪くなったことですね。最近QRで乗ってるからもう現金じゃないんだけど・・。
第7位 OpenSSHの脆弱性
OpenSSHに重大な脆弱性 ~ リモートでroot権限でのコードが実行される脆弱性 - Nishiki-Hub
第7位には、XZと並んで今年注目を浴びたセキュリティ事案である「CVE-2024-6387」がランクインしました。
こちらは、リモートでroot権限に昇格できるという脆弱性となっています。この脆弱性は、一度修正されたあと、何らかの形で再発した「リグレッション」と呼ばれる類の脆弱性となっています。
第6位 AppleのAIどうなるか・・・
AppleのAI戦略の謎 ~ 「M3 Mac」は「iPhone 15 Pro」の半分のAI性能・Windowsとどう競争する? - Nishiki-Hub
第6位には、年始に投稿したApple Siliconがどうなるかの予想記事です。M4が思ったよりも早く登場したのであたってる部分と外れている部分がありますね。
いくつかの他のブログなどでも引用されたり言及されたりして、よく見られる記事になりました。また、シンプルにMacに対する注目度が高かったというのも理由でしょう。
第5位 Lunar Lakeの概要
Intel、「Lunar Lake」の概要を発表 ~ CPU/GPU/NPUの刷新でX Eliteよりも高速 - Nishiki-Hub
第5位には、Intelが発表した「Lunar Lake」の概要を紹介した記事がランクインしました。Lunar Lakeは、第2世代Core Ultraの一翼を担うもので、Copilot+PCに対応したIntel初のCPUとなりました。
IntelのNPUは48 TOPSで、AMDの55 TOPSには劣るものの、GPUに搭載されるXe Matrix eXtension(XMX)が70 TOPS弱という演算性能を提供するという、他のプロセッサとAI性能の提供するGPUとNPUの比率が逆です。
また、Lunar Lakeは、Apple SiliconやSnapdragon Xに対抗するために、アイドル時の電力が極限まで抑えられており、その努力はHyper Threadingの無効化にまで及んでいます。ちなみに、この余波でデスクトップ向けのArrow LakeでもHyper Threadが無効化されています。
第4位 Maccy
【Maccy】MacでもWin+Vが使いたいんじゃぁ!! ~ Macでクリップボード履歴を使えるようにしてくれるユーティリティ - Nishiki-Hub
第4位には、Macのおすすめアプリの「Maccy」の紹介記事です。Maccyは、WindowsではWin + Vで提供されているクリップボード履歴機能を追加してくれるユーティリティアプリケーション。
今年は、Maccy 1.0とMaccy 2.0が相次いでリリースされるなどMaccy自体が注目されたこともあり、上位にランクインしました。
クリップボード履歴、クリップボードはできる限り消し去りたい派もいますが、私は積極的に活用する派です。Win+Vも使いますし、Maccyもよく使います。非常に使いやすいのでおすすめです。
第3位 Intel CPU破損問題
Intel、第13/14世代で発生した不安定問題について見解 〜 Intel推奨の設定使用を推奨 - Nishiki-Hub
第3位には、今年大きな問題となりましたIntel CPUの不安定問題の記事がランクイン。Nishiki-Hubでは一番はじめに取り扱った記事がランクインしました。
この問題は、Raptor LakeのB0ステッピングを採用しているCPUにおいて、Intelのマイクロコードのアルゴリズムのバグで、電圧が過剰にCPUにかかってしまい、壊れてしまうという問題です。現時点でこの問題は、解消されていますが、一度破損してしまったCPUは交換が必須となり、大きな問題となりました。
Intelは問題解決にかなり時間を架けており、この時点では、マザーボードメーカの設定ではなく、Intelのチューニングを使うようにというアナウンスが行われました。
第2位 Windwos 11 LTSC
Microsoft、「Windows 11」のLTSC版は2024年後半にリリースすると発表 - Nishiki-Hub
第2位には、Windows 11のLTSCがリリースされるというアナウンスがランクイン。といっても昨年の記事ですけどね。
実際、Windows 11を採用したLTSCである「Windows 11 LTSC 2024」は今年リリースされました。前述の通り、LTSCは完全に企業向けとなっており、この記事が継続して需要があるのはやはり企業の情シス部門の方が注目しているからなのかなぁとか思ったりしています。
あるいは、怖い人達か
第1位 Minecraftキーマウ対応!
iPhone・iPad向け「Minecraft」がついにキーボードとマウス操作に対応!! - Nishiki-Hub
第1位に輝いたのは、iOS向け「Minecraft」にキーボード・マウス操作が対応したという記事。2022年の記事ですが、今年なぜかMinecraftブームがありまして、第1位になりました。
やはりMinecraftは不動の人気があるようで。また、近年のe-Sportsブームの影響かキーマウ操作にも一定の需要があるのかなぁと。ただ、この記事は常に需要がある記事ですが、ある日突然アクセスがあった記事なので、一位になったのはそれが影響かも。なにかあったのかな。
ちなみに私もMinecraftをプレイしていますが、最近のマイクラがマジでわかんねぇ!
〆
ということで、今年のランキングでした。
今年も大きな事がたくさんありましたが、とてもおもしろい一年でしたね。
来年はどういうランキングになるのか。今から楽しみでもあります。