錦です。
Wccftechが伝えるDigiTimesの情報によると、TSMCが2022年第4四半期から3nmプロセスの商用生産を開始する可能性があることがわかりました。
プロセスルール
Apple A14とApple M1、Apple A15に採用されている製造プロセスはTSMC 5nm(N5)となっています。TSMCはすでに4nm(N4)プロセスでの商用生産を開始しており、MediaTekからN4で製造された「Dimensity 9000」が発表されています。
最近の工商時報のレポートでは、Appleは次世代・次々世代で製造プロセスを変更することがわかっています。
Apple M2およびApple A16ではTSMC 4nmが採用されるということがこのレポートからわかっています。
今回登場したDigiTimesの情報では、TSMCが2022年の第4四半期に3nmの生産を開始する事がわかりました。
おそらく、このプロセスを用いて、Apple M3及びApple A17が製造されると見られています。
Apple A | Apple M | |
---|---|---|
TSMC 5nm | A15 | M1 |
TSMC 4nm | A16 | M2 |
TSMC 3nm | A17 | M3 |
TSMCのプロセス
TSMCのプロセスの話ですが、4nmは5nmのマイナーアップデートということになっており、大幅な性能向上などはありません。それに対して、TSMC 3nmはメジャーアップデートのようなものになっています。
そのため、M3では大幅な性能の向上が期待されています。