錦です。
Primate LabsはGeekbench 6のCPUワークロードの詳細PDFを更新し、スコアについての説明を追記しました。
基準
Geekbench 5では「Core i3-8100」を搭載する「Dell Precision 3430」のスコアを1,000としこれを基準としていました。つまり、2000であればDell Precision 3430の2倍の性能であるということになります。
そして、Geekbench 6では「Core i7-12700」を搭載する「Dell Precision 3460」のスコアを2,500としてこれを基準にしています。Geekbench 5のi7-12700のシングルスコアが1,900程度であることを考えると、Geekbench 6とのスコアは全く互換性がないことを意味しており、Geekbench 5と6のスコアを比べることはできません(公式でもアナウンスがあったはず)。
なお、Core i7-12700自体は割りとハイエンド向けのCPUなので、基準ラインにしては結構思い切ったなとは思っています。
ちなみに、Geekbench 6ではbig.LITTLEやIntel Hybrid Technologyなどのヘテロジニアスマルチコアのコア構成も認識できるようになっていて、この画像のようにCluster1、Cluster2と分けられています。ただ、Geekbench 5のスコアでも同様の表示があることから、Geekbench 5自体にもこの昨日あったのかなぁなんて。