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Milk-V、RISC-V搭載の小型SBC「Milk-V Mars CM」を発表 ~ 「Rasberry Pi CM4」と互換性

Milk-Vは、RISC-Vを採用したプロセッサを搭載するシングルボードコンピュータ(SBC)である「Milk-V Mars CM」を発表しました。

Mars CM

Milk-Vは6月にRaspberry Pi 3 Model Bのフォームファクタと互換性がある「Mars」を発表した中国のメーカーです。RISC-V製品を展開していることで知られています。「Mars CM」は、Marsに続く2製品目のRISC-V製品となっています。

プロセッサにはStartFive「JH7110」プロセッサを搭載しています。このプロセッサは、最大1.5GHzで駆動するRISC-VベースのCPUが4コア搭載されています。メモリには2GB / 4GB / 8GB LPDDR4、ストレージには8GB / 16GB / 32GBのeMMCを採用しています。SDカードI/Oが1基、16Mbitのブート用のNORフラッシュが搭載されています。

映像出力にはHDMI 2.0とMIPI DSIの2系統を搭載しており、H.264/H.265の4Kデコードに対応しています。その他の対応インターフェイスは28ピン GPIO、USB 2.0、ギガビット・イーサネット、PCIe 2.0 x1、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.2をサポートしています。

Mars CMもMarsと同様にRaspberry Piと互換性があり、今回は「Raspberry Pi Compute Module 4」と互換性があり、ボードのサイズは55x40mmとなっています。

価格

価格は、2GB RAM + 8GB eMMCで34ドル、4GB RAM + 32GB eMMCで49ドル、8GB RAM + 32GB eMMCで79ドルとなっています。

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