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胸ポケに入るレベルで小さいカード型PC「RY-P1」

変わり種パソコンっていうのは案外まだまだあるもので。今回はPC Watchに掲載されていた「RY-P1」について。

不定期「気になるPC」

このシリーズでは、錦が気になったPCやスマホ、そして周辺機器について話していきます。

厚さ1cm/140gで胸ポケットに入るカード型ミニPC。Windows 11搭載 - PC Watch

RY-P1

Windowsを本格的に使おうと思うとIntel or AMDがやっぱり必要なわけです。Snapdragon c系統も頑張ってはいるけどソフトの対応状況は若干怪しく思ってしまいます。しかし、IntelAMDのプロセッサは基本的にSnapdragonほど省電力でもないので、どうしても本体が大きくなってしまうのです。しかし、この「RY-P1」はカード型で厚み1cm/重量140gを謳うパソコンです。このサイズはスマートフォンに匹敵しますというか、普通にスマホより小さいです。

サイズは121.5 x 63 x 10mm。ちょっと形が歪な中小型スマホぐらいの大きさです。

プロセッサにはGemini Lake RefreshのCeleron J4125を採用しています。やはりCoreレベルのプロセッサは搭載できなかったようですが、それでも大きさからすれば十分すぎる性能です。特筆すべきはWindows 11を搭載しているという点でしょうか。

メモリは8GB、ストレージは128GB eMMCとこのレベルの小型PCとしてはかなり健闘しています。メモリが4GBではないというのは評価したいところ。

インターフェイスとしてはUSB-C・給電用USB-C・microSDカード・USB 2.0を1ポートずつ搭載。これに更にHDMI・USB 2.0・USB 3.0・USB-Cを利用出来るUSBハブを付属されます。拡張性については、問題ないでしょう。

ワイヤレスではBluetooth 5.1とWi-Fi 6とこちらも申し分ない仕様となっています。

付属品は、ハブだけでなく、オプションでフルHDのモバイルディスプレイも用意されます。

価格

こちらの製品は、クラウドファウンディングを受け付けており、すでに目標の20万円を大きく上回る2,064,400円が集まっています。RY-P1を入手できる最低金額は39,800円です。

ガッツリ作業というよりかは、出先でのプレゼンや展示ディスプレー用なんかにいいんじゃないでしょうか。

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