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Milk-V、16コアRISC-Vと最大64GB RAMを搭載したmini-ITX「Oasis」を発表 ~ ヘテロジニアスCPUとNPUを搭載・2万円弱から

RISC-V SoC搭載デバイスを手掛けるMilk-Vは、16コアRISC-Vと64GBメモリを搭載することができるmini-ITXフォームファクタマザーボードである「Oasis」を発表しました。

Oasis

Oasisは、RISC-VベースのCPUを搭載するデスクトップPCです。

Oasisは「Sophgo SG2380 SoC」を搭載しています。このSG2380は現時点で開発中であり、Sophgoのサイトを見ても公式情報がありませんでしたが、直近に発表された新モデルであると見られます。

CPUのコアにはSiFiveのIP「P670」が用いられており、2.5GHzで駆動するPコアを12基、1.6GHzで駆動するEコアを4基の計16コアのCPUとなっています。このCPUはハイパーバイザ拡張機能、RVA22、WorldGurad、AIAをサポートしているとしています。その他、AVXに相当するRISC-V Vector v1.0、Vector Cryptを搭載しています。

SG2380に搭載されているGPUはImagination製の3D GPU「AXT-16-512」GPUです。このGPUは0.5 TFLOPSの性能、2 TOPSのAI性能があり、16ギガピクセルの処理を行えるとしています。対応するAPIは、Vulkan 1.3、OpenGL 3.0、OpenGL ES 3.x/2.0/1.1となっています。

また、RISC-VベースのディスクリートNPUが搭載れています。これは8基のSiFive「X280」とSophgoの独自TPUをベースとしており、INT8精度で20TOPSの性能となっています。

さらに、GPUとは別でVPU(Vide Processing Unit)も備えており、4K60pであれば、10bit H.265の動画、8bit H.264の動画、8bit/10bit AV1の動画、8bit/10bitのVP9の動画のデコードに対応しています。ハードウェアビデオエンコーダは搭載していません。出力は2基のHDMIで4K60Hz、1系統のタッチパネル対応eDPも対応しています。更に2基のMIPI CSIが画面の出入力に対応する他、USB-Cが1基搭載されており、これも映像出力に対応しています。

メモリは最大64GBまで対応します。搭載メモリは5500MT/sのLPDDR5で128bitバスでの接続となります。計算上の帯域は88GB/s程度となりますね。

ストレージは、1基のプラグタイプのUFSモジュール、1基んもOSブートとデータ保管に対応したmicroSDスロット、PCIe 3.0 x4に対応したM.2 SSDスロット、そして4基のSATAポートを備えています。UFSが使えるあたり、マイコンの名残な気がしますね。

外部接続は、先述の映像出力対応のUSB-Cが1基、背面にはUSB 3.0が2基、USB 2.0が2基、フロントパネルにはUSB 2.0が2基搭載されています。またワイヤレスでは、M.2 Key-EとKey-Bが搭載されておりWi-Fi 5/6や4G/5Gに対応しています。

内部接続ではPCIe 3.0 x8レーンが搭載されています。

価格と販売

予約注文は始まっています。どうやら、SoCとOasisは別で届く(?)ようで、SoCは9ヶ月以内、Oasisは10ヶ月以内に届くとなっています。

日本から購入できるかは不明(技適周りの問題があるので)ですが、価格は120ドルと、日本円で1.8万円前後からとなっています。もちろん購入時のドル円によりますが、かなり破格です。

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