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Intel、「Sierra Forest」「Emerald Rapids」が共に「Xeon 6」というブランドで登場することを発表 ~ 最大288コアのCPUは今四半期中に登場

3行まとめ

Intelは、Vision 2024にて「Xeon 6」シリーズを発表しました。

Xeonブランド

Intelはここ数年でブランドの更新に取り組んでおり、製造プロセスの名称は「Intel 4」や「Intel 3」などに変更され、「Core i」ブランドから「Core Ultra」ブランドへの移行が行われています。この流れはXeonにも到来しました。

現在、Xeonのメインのラインナップは、サーバー向けの「スケーラブルプロセッサ」(Xeon SP)となっています。Xeon SPはこれまで第x世代スケーラブルプロセッサという名称で登場してきました。これが、次世代から変更となり「Xeon 6」となります。

現在最新のラインナップは「Emerald Rapids」ですが、その直接の後継である「Granite Rapids」と、新しいラインナップとなる「Sierra Forest」がXeon 6ラインナップに含まれます。

なお、第5世代以前のスケーラブルプロセッサが「Xeon 5」など、新しいブランドに移行することはありません。これらはこれまで通り第x世代スケーラブルプロセッサという名称で呼称されます。

Sierra Forest

そして、今回Sierra Forestについても若干の情報が明らかになりました。Sierra Forestは、Eコアのみで構成されるXeonで、最大288コアであることが判明していました。

Sierra Forestについては、先述の通りXeon 6のラインナップの一部として登場します。Intelの言い方を真似ると「Xeon 6 with Efficiency Core」となるようです。

このプロセッサは144コアを搭載したタイルを2つ搭載するマルチチップレット構造で登場し、パッケージあたり288コアを実現します。

Eコアは、高密度アーキテクチャに分類され、効率性が高く、第2世代スケーラブルプロセッサと比較して、ソケットあたりの電力効率が2.4倍、ラックあたりの電力効率は2.7倍になるとしています。

この「Xeon 6 with Efficiency Core」は今四半期中に登場する予定となっています。

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