Microsoftは、2024年11月のWindows Subsystem for Linux(WSL)の新機能について説明するリリースの中で、今後数ヶ月以内にRedHat Enterprise Linux(RHEL)が公式ディストリビューションになることが明らかにされました。
WSL上のRHEL
WSLには任意のディストリビューションのtarファイルを用意することにより、好きなディストリビューションをインストールすることもできますが、Ubuntuなどの一部のディストリビューションでは、自分でファイルを用意しなくともインストールすることができる公式ディストリビューションが用意されています。
現在、UbuntuやDebian、Oracle Linuxなどがwslコマンドだけでインストールすることができる公式ディストリビューションとなっています。
今回発表によると、RedHat Enterprise Linux(RHEL)が今後数ヶ月以内に公式ディストリビューションに加わることが明らかにされました。
これによって企業が運用するクラウドなどで多く使用されているRHELのデバックが用意になることが考えられます。
現時点で具体的にどのタイミングで導入されるかは不明です。