錦です。
最近、第12世代Alder Lake-Sの最上位である「Core i9-12900K」のベンチマークが複数登場していますが、今回はCPU-Zのベンチマークです。
i9-12900K
i9-12900Kの仕様はもうほぼ確定しており、8C8c24Tで最大シングルブーストクロックは、5.3GHzということになっています。
Alder Lake全体の特徴として、Golden CovdeとGracemontのハイブリッド構造をとることがすでに発表されており、またIntelのデスクトップ向けCPUでは実質初めての10nmであることから、性能のジャンプアップが期待されており、競合であるRyzen 9 5950Xに勝るスコアがいくつか登場しています。
CPU-Z
CPU-Zのベンチマーク機能を用いてベンチマークされた画像がbilibiliに掲載されています。
画像中の青い数値がi9-12900Kの数値、赤い数値がRyzen 9 5950Xのサンプルの数値です。
画像ではマルチスコアの部分にモザイクがかかっていますが、シングルスコアは問題なく見ることができます。5950Xでは648をマークしていますが、12900Kはそれを27%上回る825をマークしています。
マルチもグラフからみると5950Xと同等くらいのスコアをマークしていることになるでしょう。
今秋登場
Alder Lake-Sの登場は10月下旬に開催されるIntelのイベントにて発表される予定であり、発売は11月中頃(19日説が濃厚)となるようです。年内に登場するのはIntel Z690チップセットと、i9-12900K/i7-12700K/i5-12600KとこれらのGPUなしモデル末尾KFのみとみらいれています。