錦です。
Osaka Metroは21日、先日報道で話題になっていた大阪市の城東部に設置する新駅構想について正式に発表を行いました。
森之宮車庫内に設置
森之宮の北エリアでは現在、大阪市と大阪府によって「大阪城東部地区のまちづくりの方向性」を策定して開発を勧めています。このエリアには、大阪公立大学の新キャンパスが設置されるなどいくつかの計画があります。
このエリアにはもともとOsaka Metroの森之宮車庫が位置しています。
森之宮車庫は、中央線と千日前線の車両を留置しているOsaka Metroの車庫です。この2路線の内、中央線は2025年に開催される関西万博の開催地 夢洲へ延伸する事業が進んでいます。万博開催時にはダイヤを2分30秒という高頻度運転を行うため、延伸用に3編成、増発用に10編成が増備されます。この10編成を留置するために森之宮車庫には留置線が増設されます。
しかし、万博開催後10編成(おそらく30000A系)は他路線(谷町線)へ転用することが計画されており、留置線は不要になります。この一時的な留置線があった位置に新駅が設置されるのです。
2028年開業予定
この新駅は2028年に開業する予定です。計画的に万博閉幕後に工事が始まるでしょうから、3年で開業となるようです。
現時点でどのような運用になるかはわかりませんが、イメージ図では400系が描かれていることから中央線の電車が入線し、直通運転をする可能性もあります。完成すれば、Osaka Metroで始めての枝線になります。