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Microsoft、Windows付属の「ワードパッド」を将来の更新で廃止へ

Microsoftは、Windowsに標準で付属しているリッチテキストエディタである「ワードパッド」を将来のアップデートで廃止する考えを明らかにしました。

ワードパッド

ワードパッドは、Windowsに搭載されているリッチファイルエディタで、実質的にはWordの下位互換ソフトウェアとなっています。同じくテキストエディタである「メモ帳」はWindows 11以降にも継続して大幅な変更が加えられているものの、ワードパッドはWindows 7で更新されたままとなっています。

ITmedia NEWSによると9月1日に、英語版のサポートページで更新される予定がなく、将来のアップデートで削除されることが明らかにされるとともに、非推奨の機能となりました。Microsoftは、リッチテキストの編集にはWordを、テキストファイルの編集にはメモ帳を使うことを推奨しています。

WordPad is no longer being updated and will be removed in a future release of Windows. We recommend Microsoft Word for rich text documents like .doc and .rtf and Windows Notepad for plain text documents like .txt.

TLS 1.0/1.1も

そして、TLS 1.2以降への移行が進められる中、WindowsではTLS 1.0と1.1も廃止予定とされていることが8月1日に明らかにされています。ただしTLS 1.0/1.1は、すでに多くのサービスにおいて無効化・ブロックされているため影響は限定的であると見られています。

なお、TLS 1.0/1.1の無効化は今月配信されるWindows 11 Insider Previewから実施されるとしています。

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