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【Fedora】CLI環境でFedora自体をアップデートする

本日の内容

ちょっとしたメモ。今回は、Fedora環境において「Fedora」自体をCLI環境でアップデートする方法を書いておこうと思います。

方法

Step.0 準備

準備段階として必要であるかはわかりませんが、パッケージはアップデートしておきました。

sudo dnf update
sudo dnf upgrade

Step.1 DNFにdnf-plugin-system-upgradeを適用する

まず、準備として以下のパッケージをインストールし、DNFに適用させておきます。

sudo dnf install dnf-plugin-system-upgrade

私の環境ではすでにインストールされていたので、もしかしたらデフォルトで入っているのかもしれない。

Step.2 ダウンロードする

dnfと先ほどインストールしたdnf-plugin-system-upgradeを使用してアップデートします。以下のコマンドを実行。

sudo dnf system-upgrade download --releasever=41

--releasever=41の部分は、Fedora 41にアップデートすることを意味しています。40なら--releasever=40になります。

実行するとパッケージのアップデートや鍵の受け入れなどが行われるはずなので、ところどころの質問でyを押して放置。私の環境だと750ほどのパッケージがアップデートとなりました。

Step.3 再起動してインストール

あとは指示通り。

sudo dnf system-upgrade reboot

を実行して、再起動しインストールを完了させます。

なお、キャッシュについては以下のコマンドを実行することで削除できるようです。

# メタデータやトランザクションのキャッシュの削除
sudo dnf system-upgrade clean

# キャッシュパッケージの削除
sudo dnf clean packages

以上です。