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Linux 6.7で「Itanium」とIA-64アーキテクチャがサポート外に

Linux 6.7にて、「Itanium」と「IA-64」がサポート外になることがわかりました。といっても、IA-64を採用した例がItaniumしかないので、Itaniumが使えなくなるという意味になります。

IA-64

IA-64は、IntelとHPが共同開発した高性能サーバー向けの64bit 命令セットです。IAはIntel Architectureの略となっていますが、IA-32x86であるのに対して、IA-64はx64を指すものではありません。つまり、IA-64x86_64は全く別物です。x64はAMDが開発したamd64をベースにIntelが改良したIntel 64がベースとなっており、今日に至るまでこちらが主流となっています。

IA-64はItaniumというブランドのCPUで採用されましたが、シェアは伸び悩み2019年に製造終了、2021年7月に出荷も完了しました。

Linux 6.7では、このIA-64をサポートするコードが削除されることになります。

なお、引き続きIntel CoreやXeonで採用されているx86(amd64)はサポートされます。

現行最新のLinux 6.6が10月29日リリースのため、Linux 6.7は年明け後のリリースになります。

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