Appleは、先程「iPhone 16e」を発表しました。
iPhone 16e
iPhone 16eは、iPhone SEの後継となる廉価グレードのiPhoneです。チップには「Apple A18」を採用しており、日本では4月に利用可能になる「Apple Intelligence」にも対応しています。
ディスプレイサイズは6.1インチであり、一般的なiPhoneとサイズは同等となっています。
iPhone SEやiPhone 16と比較し、詳しい仕様をお求めの場合は以下のエントリをご覧ください。
「iPhone 16e」は「iPhone 16」「iPhone SE」と何が違うのか - Nishiki-Hub
SoC
前述の通り、SoCは「Apple A18」を採用しています。使用は、6コアCPUと4コアGPUとなっており、iPhone 16と同じ世代ではあるものの、ややGPUが小規模になっています。
「iPhone 11」からCPU性能は最大80%、GPU性能は最大70%が向上、前世代となる「iPhone SE(第3世代)」からはCPU・GPUともに40%性能が向上しています。
メモリに関しての記述はありませんが、おそらく8GB搭載されているものと思われます。
筐体
また、筐体はiPhone 14がベースとなっているようで、筐体サイズは全く同じになっています。
ボタンについては、iPhone 16に搭載されるCamera Controlは省略されているものの、アクションボタンは搭載されています。
ディスプレイ
ディスプレイもiPhone 14に準拠しており、Super Retina XDRディスプレイを採用。ついに、iPhoneがOLEDに統一されました。
インカメラの配置についてはDynamic Islandではなく、ノッチ型のディスプレイとなっています。
解像度は、2,532 x 1,170 pxで密度は460-ppi。最大輝度は通常800ニト、HDR時最大1,200ニトとなっています。
コントラスト比は2,000,000:1。
カメラ
メインカメラは単眼となっており、Apple曰く「ツーインワンのカメラシステム」(48MP Fusion)となっています。具体的には、1つのカメラに2つの機能を搭載したとしており、1倍ズームと2倍望遠機能が組み込まれていると主張しています。
カメラのイメージセンサーは48MPとなっており、前世代から4倍の解像度に向上しています。残念ながら、超広角カメラには対応していないものの、2倍光学ズームが利用できます。
なお、動画に関しては、シネマティックモードには対応しません。これはTrueDepthCameraも同様です。
ワイヤレス・外部接続
Appleは、iPhone 16eにはじめての自社設計セルラーモデムチップである「Apple C1」を採用しました。これにより、電力効率が向上し、省電力性も向上しているとのことです。
日本モデルでは元からmmWaveに対応していませんが、iPhone 16で対応している米国モデルでもmmWaveには対応していません。
それ以外のモデムやアンテナについては不明ですが、Wi-Fi 6とBluetooth 5.3に対応しています。なお、UWBには対応していないようです。
物理接続については、LightningからUSB-Cに変更となりました。
バッテリー駆動時間
バッテリーは大きくなっているとしています。
バッテリー駆動時間は大幅に伸び、26時間のビデオ再生が可能となっています。
その他、オーディオ再生では90時間となっています。
発売と価格
カラーバリエーションは、ホワイトとブラックの2色。
ストレージ展開は、128GB/256GB/512GBとなっています。
価格は、128GBモデルが99,800円、256GBモデルが114,800円、512GBモデルが144,800円となっており、かなり値上がりしている印象です。
予約開始は、2月21日から。発売は2月28日となっています。