Linus Torvalds氏がLinux 6.8のマージウィンドウを一時的に停止していることを表明しています。
「実質的にオフライン」
現在、北米大陸を横断する爆弾低気圧の影響で、米国の各地では冬の嵐となっています*1。この嵐の影響でLinuxのLinus Torvalds氏が在住するオレゴン州にて停電が発生しているとのことで、Torvalds氏は電気とインターネットが使えなくなっていることを報告し「実質的にオフラインである」としています。
この影響で、Linux 6.8のマージウィンドウが現時点で一時停止していることが明らかになっています。
幸い、Torvalds氏の近辺(オレゴン州)では、多少風が強い程度で収まっているようですが、電力の復旧までに時間がかかった経験が話されており、いつLinux 6.8のマージウィンドウが再開するかは不明です。
また、マージウィンドウの期間がどの様に変化するかは不明で、1月14日に計画されていたrc1のリリース(とマージウィンドウの終了)が延期される可能性が高まっており、3月ごろが見込まれるLinux 6.8のリリースなどにも影響を及ぼす可能性があります。